t-products Architect's Office

2015.07.11

中之島の松

先週末、久しぶりに大阪に行きました。
大阪駅までの帰り道でもある中之島を散策しました。

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中之島の堂島川は川沿いが整備されていて、2年前に来た時も出来心でランニングをしました。
(一応ジョギングシューズは持ってきていた、。)
大阪は川沿い整備が進んでいて一定区間毎、色々なデザインがされています。
走っていても、走りやすさと景色の変化は楽しかったです。
走っている人、散歩している人、ベンチで本を読んでいる人、イベントもやっていました。
川沿い公園になっています。東京もこれくらいの整備を行えると良いと思います。

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今回は中之島駅周辺だけですが、よく見ると並木が松でした。
松の仕立ても通常とはひと味違って、こういう使い方も良いと思います。

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今回は日帰りでしたが、良い発見でした。

2015.07.08

木工チャレンジ始まっています!

ジャングルジムでお世話になったタカキホームさん、その他、小金井の地元の方々が企画している
「夏休み木工チャレンジ」の作品募集が7月から始まりました!

木工チャレンジ表--

→(大きな画面)木工チャレンジおしらせ(表)

いろいろな木材パーツを組合わせてオリジナルの作品を作るイベントです。
材料は下記受付場所で配布されています。
夏休みの終わりにはホールに展示して発表し、表彰式も企画されています。

木工チャレンジ裏--

→(大きな画面)木工チャレンジおしらせ(裏)

実は私も少し関わらせて頂いてます。
出来上がった作品を見に行くのは楽しみです。

何か作ってみたいな、という方は、テーマ自由ですのでこぞってご参加下さい!

詳しくは木工チャレンジのホームページを見て下さい。材料配布状況のお知らせも随時配信されています。
木工チャレンジ

2015.07.02

ダークダックス できました。

6月末に出来ました。
以前お世話になった、オフィスのワーキングデスク
さざなみデスク」の従兄弟版デスクです。

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増員に伴い「何人席まで確保できるか?」から、レイアウト何案か試し、
「やはり席数確保はこれだ!」という事で、出来る限りのコンパクト化を試みました。

このデスク、何かを思い出す。

「ダークダックス」

あの4人組の男性重唱団、。(詳しくはwikipedia等でご参照下さい。)
いや、思い出した理由は少し違って、真偽定かではない噂を思い出したからです。
大阪の立ち飲み串揚げやさんでは、カウンターが混んでくると、お店の人が「ダークでお願いします」と声を掛け、
お客さん各々肩を斜めにして詰めるそうだ、、。(ダークダックスの歌唱スタイルを思い出して下さい。多分あれのことです。)

ホントかな、。

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ちょっとコンパクトなので、それぞれ着席時に集中出来る様に仕切りを付けました。
隣の人の資料がこちらに来ない様な堤防でもあります。

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正面はタモ材の板目です。

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こちらの事務所の方からは「自習室」とも呼ばれています。
作業に集中出来るという結果が生まれてる、、、ことを願っています、。

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実は5人席となっています。
ゲストボーカル的位置関係でしょうか、。

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施工の手際のおかげで工事は1日で完了し、どうも有り難うございました。
その前のお片付けやこれからのセッティングなど、担当スタッフの方々どうもお疲れ様でした。
そして、この設計の機会を頂きまして、皆様どうも有り難うございました。

2015.06.26

ジャングルジムを作って遊ぶよ!2015

先週末、またまた行って参りました、ジャングルジム!
子供達と一緒に組み立てて、遊んで、今回も大汗かいてきました。。

これは、家を作る構造材と同じ寸法の材木を使って、自分達で組立て、出来たら遊ぶ、そして解体するワークショップです。
今回で6回目です。詳しくはこちら→みんなでつくるジャングルジム

さて今回は、、、
ということでスナップリポートです。

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今回の材料。大工さんが新たに刻んで作ってくれました。

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集合!はじまりは私も少し緊張しています。

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材料を運んで、

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組合わせる。トンカチ使ってピッタリに嵌め込みます。

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又運んで

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組合わせる場所に位置合わせして、

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ホゾ穴とホゾを組合わせて、たたき入れる。

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大きな木槌(カケヤといいます)も使いこなしてます。

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ちょっと見えてきた?!
木材ってやっぱり重いし、結構体力使うよね。
ちょっと水飲もう。

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さて、これからは大人の出番です。
最初に組み立てた上のフレームを持ち上げてのっける、、、

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なかなかピッタリいかない、。
ここで中村大工さん登場!
この材料を刻んでくれた大工さんです。

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よし、クサビを入れよう!

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出来た!
ばんざーい

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人は、ここに何かがあると登るんですね、。
ロープネットを張る前から反射神経で登る登る。

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今回で通算6回目ですが、改めて、このワークショップについて考えてみました。
私の周辺でも良いワークショップを行っている知り合いは多く、その時々で私自身も参加させて頂いています。
ワークショップや遊びって何だろう?と思うと、参加したお子さんが自ら「次こうしよう!」とか「こういう風にあそぼう!」とか、「自分で遊びを開発する」事が目指すところなのではないでしょうか。

ワークショップという限られた時間と出会いのなかで、創意工夫できるプログラムというのが醍醐味だと思うのですが、なかなか難しい、、です。子供のペースは様々だし、個人的にも物を考えるとき熟成時間って結構必要です。

このワークショップは、そういう創意工夫的要素はあまりありません。
在るのは、結構重い材木を、運ぶ、組み立てる。木材の重さを体感する事かもしれません。
(持ちきれなくて、どさっと落としてしまうんじゃないかと冷や汗なんですが、お子さん達、意外と辛抱して持っています。)構造の原理というところまでは行きませんが、重さ強さスケール感という、本当に基本の基のところの手応え感です。

材木は、家を支える木材と同じ寸法で10.5cm×10.5cm。(最近の住宅は120cm×120cm)
檜や松は重いので、杉材にしました。それでも重量感は在ります。
ただその材料は人が乗れる(登れる)材料で、自分の体を支えてくれます。
ということで、このワークショップで出来ることは

「自分の体を支えてくれる木材(構造材)の重さってどれ位?体感しよう!」です。

ながーい目で見て後々、このワークショップで体感した重量感が、どこかで「あ、そうだ!」に変わればいいなぁ、「生きるための道具になれば良いな」と思っています。

今回の主催のタカキホームさんと、木材を取り扱う株式会社タカキさんとの連携で、ジャングルジムを作って頂きました。木材に対する試みに積極的な方々です。タカキホームさんはこの夏「木工チャレンジ」という地域のイベントも企画されています。良いご縁に恵まれこの機会を頂きどうも有り難うございました。

又、最初に企画した「するところ」(シバウラハウス)さんも、様子を見に来て、この写真を撮ってくれました。久しぶりのジャングルジムを見て頂けて、私自身嬉しいです。見守って頂き感謝致します。

木工チャレンジ」については又改めてお知らせします!
どうも有り難うございました!

2015.06.15

またまたジャングルジム!

又ふたたび、新しく作ってもらっています!
大工さんが部材を刻み材料確認と仮組みに行ってきました。

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ご縁あって、ジャングルジムに興味を持って頂き、新たに作って頂くことになりました。
「みんなでつくるジャングルジム」
大工さんが精度良く加工してくれたので各ジョイントのホゾ穴はピッタリ。
揺らぎない、ジャングルジムができました。
が、精度が良すぎて組立・解体が、たたた大変です、、。
お子さん達にも組み立てやすくするには、大工さんの技術精度に目をつぶって頂いて、
各穴の隙間をかなり大きく刻んで頂くことになりました。
大工さん、精神的に「んんん~」という気持ちを呑み込んで、これから調整し直してくれます。

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汗かきながら、組立・解体2ラウンド。
皆様お疲れ様でした!
今度のワークショップが楽しみです。

日時:6月20日(土)13:30から2時間程度
場所:タカキホーム 武蔵野スタジオ~杜 埼玉県新座市野火止5-1-20
お問い合わせ:タカキホーム 042-385-5782(本社:東京小金井市)
1506ジャングルジムをつくって遊ぶよ!おしらせ
1506ジャングルジムをつくって遊ぶよ!申し込み用紙

今までのワークショップの様子はこちら↓
https://t-products.net/works/art-workshop/1114/

2015.06.15

空間ワークショップ

小端材と輪ゴムだけで空間を作るワークショップに参加してきました。
4角形よりも3角形が強い。3角形が構造の基礎になるということを体感しながら組み立てる、単純ながら奥の深いワークショップでした。

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建築の大先輩が企画しているワークショップで、以前より、内容・運営・子供達の反応と創作の展開がとても興味深い物だったので、お願いして参加させて頂きました。

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使うのはこんなに華奢な部材です。3.5cm×2.4cm位の断面、長さ1.8mと0.9mの木材です。
そして、ジョイントは輪ゴムです。

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そして、こういう風に3角形を構成することによって、大きな空間を作るのです。

今回のテーマは「作った空間の中でお弁当を食べる」ことです。
1チーム6人~8人、それが、6チーム。小学生1年生から4年生位まで参加していました。
とにかく元気が良い。小学校に通うお父さんチームが準備して、このワークショップを呼んでくれました。

私自身はわずかですが他でお子さんのワークショップの司会運営をしたことがあり、その難しさや面白さを少しかじっています。今回は構造的な事はわかりますが、どうやってお子さん達からやりたいことを引き出して空間を作るという結果に導くのか、とにかくついて行くのに必死でした。(という事で、ワークショップ中の写真がなく、その熱気をお伝え出来ないのは残念です)

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こんな感じで6チーム、様々な空間が出来ました。既にお弁当中です。
高さは高いもので4mくらい。15畳位の無柱大空間も出来上がっています。

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お弁当のあとは、チーム毎発表会。どういう空間を作りたいか、苦労した点、自分たちで考えて体を動かしたから実感がこっもってます。
いやぁ、嬉しい時間でした。

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そして、寂しいけどみんなでお片付け。あっけなく解体出来てしまいます。
又今度!どうも有り難う。

本日の参加で、他の建築家の方々と、ワークショップのファシリテーションについて「こういうときはどうしてますか?」と質問しまくり、ヒントも頂き、そして改めて思う、修練修練。
やはり「引き出す」「くみとる」「かたちにする」という命題は、そんなに簡単に会得できないのです。
それと、体力維持は重要ですね。又次回!

2015.06.13

電子が踊る!

先週の訪問先で、ひょんなことから「圧電」という研究の話しになりました。
その現象を説明する、ということでご主人が家の奥から出してきたのが「水晶振動子」「水晶発振子」なるものでした。

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美しい。
工芸品の様です。
奥さんが、昔女工さんが一個づつ作っていたのかしらねぇ、と一言。
そうかもしれない。

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圧電というのは、圧力を加えると電気を発生する現象で、その逆現象を利用したこれらの物体が「水晶振動子」という事でした。(唸るばかり、、)水晶に電圧を加えると伸び縮みのゆがみが起こり、その周期を利用して精密機器に使われる、ということです。水晶は振動が最も安定しているそうで、その周波を利用するそうです。(とにかく、詳しくはネットで検索して下さい。素人のうろ覚えで書いています)

で、無知な人間が質問しました。
「このなかは真空なのですか?」「そうです。」「なんで真空なんですか?」(なんたる無知人間、、)

「真空の中でないと電子が踊らないからです。」

「このガラスの中では電子が踊ってるんですか??!」

「そうなんです!(にっこり)」

感激です。わからないけど感動しました。多分少しだけ自然の摂理を知った気がし、単に「踊る」という図像をイメージして嬉しくなりました。当然物欲しげな顔になっていたに違いない。

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ということで、1つ振動子を頂く運びとなりました。
帰ってwebサーチをして、これがクォーツと知りました、。
そして、現代の水晶振動子の写真をみて、愕然としました。

hc49u_6mhz

私が魅了されたのは、これじゃぁ無い、。
確かに小型化されているが、「踊っている」感じがしない、。
技術の恩恵は確かに受けている私ですが、
「真空空間を見てイメージすること」が失われてしまった、という衝撃がありました。
改めて、技術の進歩について敬意を表しまして、その初期のルーツを垣間見られたことは有り難い事です。

気を取り直して、
他にも頂いてしまいました。(ありがとうございます)
アンプ用真空管、その他の面々。

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下の写真は、真空が切れて使えなくなった物です。
ビリケンの様な形、内部の配線の造形、よくもまあ作ったなぁ、と見ていて飽きません。

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私はこれを活かせるアンプを持っていません。
良さの1割も知らない者です。
ただただ眺めるだけですが
とても嬉しいです。

長文お付き合い、有り難うございました。

2015.05.25

木工作業場で打合せ

今お付き合いのある会社のワーキングデスクの設計をしています。
これから製作が始まるので、お願いしている建設会社さんの木工作業場で打ち合わせて来ました。

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ぎらっと丸鋸が迎えてくれます。

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今日、デスクの天板となる材料が届きました。
ゴム集成材です。
デスクは天板に仕切り板がつく構造で、仕切り板の型紙も確認させて頂きました。

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私は物が作られる作業場の空気がとても好きです。
今回も打合せが目的ですが、作業場がどんなところか気になって興味でお邪魔した様な動機、、もあると思います。
実は搬入は1ヶ月先なのですが、先行して製作スタート。
取付けが楽しみです。
宜しくお願いします。

2015.03.17

「ごろりの家」が紹介されました。

今月15日発行のLiVESに当事務所設計の「ごろりの家」が紹介されました。

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56ページからの記事です。
機会があれば是非見て下さい。

機会を頂きましたお施主さん、雑誌社の方々どうも有り難うございます。
宜しくお願い致します。

雑誌のサイトはこちら↓
http://www.livesjapan.com/latestissue/index.html

アルバムはこちら↓
https://t-products.net/works/802/

2015.02.12

鉄道レールの駅

用事のあった駅は、鉄道レールが構造材になっていました。

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鉄道レールの断面形状のため、ディテールが複雑で華奢です。プロポーションがやはり綺麗です。
そして待合室の佇まいも、なんだか日だまり感が。

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次の電車を待つまででしたが、良いひとときでした。

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2023.12.29 松戸のアトリエが「住む。」に掲載されました。
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