GWに毎年行われる座・高円寺の「リトル高円寺」。
2013年会場設計をお手伝いしました。

テーマは森。子供たちがゴールデンウィークの７日間、ここで色々なワークショップをして世界を構築します。ここでの遊び、けんかにならないようなルール、足りない物やサービスを充実させるために「子供会議」を開きます。又各ワークショップに参加する権利は、この世界の独自通貨の「種（たね）」を働いて稼ぎ、そのタネで支払い参加します。

その中の一つ、子供たちが作って会場空間を構成するものとして「キャンプファイヤー」というワークショップも計画しました。
みんなの影法師と一緒に神楽のリズムで踊ろう！という物です。
１）面白いポーズをとる。その時となりの友達の体とつながっている様にする。２）みんなの面白ポーズを紙になぞって書き写す。３）それを切り出す。４）輪っかにして吊る。５）神楽のリズムで影法師を囲んで踊る！　ワークショップ後はこの踊り子影法師は会場の中心にシャンデリアの様に吊ります。

さてさて、会場最終日ともなると、子供たちの脳内シティが具現化され、ムクムクと形になっていました。私もここの通貨「タネ」を頂き、子供運営のゲームセンターに行ったり、「タネ」をいれる「お財布（手作り）」の販売サービスを受けたり、新聞紙でつくるネストの森の観光ツアーに参加したりと、独自に考案された社会サービスを受けてきました。自分たちで世界を構築する、ということはどういうことか、とても興味深い世界でした。